1バイス |
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工作機械のテーブル上で加工素材を動かなくするよう固定する装置のこと。 万力のことも「バイス」と呼びます。 |
2バイト |
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丸ノコのように多数の切れ刃があるのではなく、ノミのように切れ刃が1つのものを「バイト」と呼びます。 |
3バカ穴 |
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ボルトなどを通すための穴で、通るボルトの径よりも大きめにしてある穴のこと。 |
4バフ研磨 |
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布やフェルトで作られた研磨道具をバフと呼び、このバフの粒度によって仕上がりが変わります。 光沢はあるがややスジの残る#400から、鏡面に最も近い#800などがあります。 |
5はめあい公差 |
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はめあいとは、軸と穴が互いにはまり合う関係のことを意味しています。そのはまり具合の度合い(許容範囲)を示したものが「はめあい公差」と呼ばれています。穴と軸が回転できない程の度合いを求めるか、あるいは軸が回転出来る度合いの部材を求めるか、穴と軸のはまり具合の要求は様々です。このはめあい度合いのきつさは「すきまばめ」、「中間ばめ」、「しまりばめ」の3種類あります。(この3種類に関しましては各項を参照してください。) |
6バリ |
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切断、切削をした際に素材の切り口からはみ出した余分な出っ張り部分のこと。ケガの原因ともなるので工具を使ってそぎ落とすことを「バリ取り」という。 |
7バーリング |
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板材にあけた穴の周辺を凸形状に塑性変形させ、ネジをはめ込む際の深さが増し、はめ込みの強度を高める効果がある。 |
8バレル研磨 |
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バリ取りやスケール除去、光沢仕上げなどを流動式、振動式、遠心式、回転式の中から適した工法で研磨石、研磨剤との相対摩擦により加工を行う研磨方法のこと。 |
9パンチ |
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上型に取り付ける雄型部品。 ダイ(雌型)とかみ合わせることにより所要の形状に成形することができる。 |
10バンドソー |
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同じ方向を向いたループ状のノコ刃のことをいい、長尺物を長さカット専門の機材や、卓上で曲線などの外形切りが可能なコンターマシンもある。 |
11汎用機 |
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NC機ではない、手動で操作する機械のこと。また、専用機ではない、汎用性を持った機械を指すこともある。 |
12ピアス |
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穴あけまでを行わず、後にボール盤などで穴あけ加工を容易にするための位置決めの意味合いで付ける小さなクボミのこと。 |
13引抜き加工 |
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押し出された棒あるいは管を室温のままダイスに通して先端から引き抜いていく。 この引抜き加工を複数回繰り返すことによって、押し出し時よりも強度・精度が向上し、高品質製品となる。 |
14P.C.D |
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ピッチ円直径(Pitch circle diameter)の略。 縦・横中心線中点より360度に複数の穴をあける加工の図面で使用されています。 |
15ピッチ |
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ピッチという単語はスポーツや音楽、その他様々なジャンルでも使用されていますが、加工にまつわる「ピッチ」としては、ネジ山とネジ山の間隔、または歯車の歯と歯の間隔、穴加工が複数あった場合の穴と穴の間隔なども指します。 |
16ビード |
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溶接中に溶融凝固した数珠玉が並んだように見える溶接接合部の盛り上がった部分。 |
17びびり |
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何らかの原因で工具とワークの間で振動が発生すること。 加工部にキズや寸法不良が生じる恐れがあり、工具へのダメージもある。 |
18表面粗さ |
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表面粗さとは、加工表面の凹凸度合いの事。面粗度ともいいます。代表的な測定方法として、「算術平均粗さ(Ra):断面曲線の中心に線を引き、中心線によって得られた曲線上の総面積を長さLで割った値。」、「最大高さ(Rz):測定範囲の最も高い位置(山)と、最も低い位置(谷)の差をとった値。」、「十点平均粗(Rzjis):測定範囲の最も高い山(1)から、5番目に高い山(5)の山頂の位置の平均値Aと、逆に最も低い谷①から、5番目に低い谷⑤の谷底の平均値Bの差をとった値。」の3種類があります。数値が小さいほど表面の凹凸が少なくなめらかとなる。 |
19ファイバーレーザー |
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光ファイバーを使った固体レーザーのことをいい、ビーム品質に優れ、最小集光径はCO2レーザーの約半分に留まるため、小さな集光で歪の少ない加工が可能です。 |
20深絞り |
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プレス加工の一種で、お椀状よりも一層深さを増したのが「深絞り」といい、破断やシワなどのリスクが高く難しい加工です。 |
21歩留まり |
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使用原料に対する製造品比率のことを意味しています。 歩留まりが高いほど生産性・効率性が良く製造ラインとしては優秀となる。 |
22フライス加工 |
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円筒の外周や端面に2枚から多数の切れ刃を持つ切削工具(フライス)を用いて削る方法がフライス加工。 エンドミルもフライス工具の一つ。 |
23フランジ |
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パイプや弁などを接続する際に使われる円盤状の部品。 複数の穴があいており、合わせたフランジにボルト・ナットで繋ぎ止めて使用する。 |
24ブレーキプレス |
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長尺の板曲げ加工に適するように作られた特殊プレスの事。 左右幅は広いが奥行きが狭い構造のプレス。 |
25プレーナー |
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板材に専用のバイトでⅤ型の溝を削り込みます。 その加工を行うことにより、板曲げの角Rを小さく、よりキレイになり、複雑な曲げも分割することなく曲げることができる。 |
26ヘアーライン |
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スチールウールなどの研磨材を用いて、一定方向に連続的なキズをつけた、つや消しの金属表面加工のこと。 |
27ヘミング曲げ |
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板材を180度に折り返す曲げのことをいいます。 折った丸みによって安全性が高まり、また端部の強度向上にもなります。 |
28ヘリサート |
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ステンレス鋼やりん青銅製の高精度コイルで雄ネジと雌ネジの間に挿入されるネジの結合体。 これによって強度の低い材料のネジ穴も疲労荷重が大きくなります。 |
29ベンダー |
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曲げ加工をベンダー加工ともいい、その加工機をブレーキプレスと呼びます。 機械フレーム下部にV溝金型メス型(ダイ)を取り付け、オス型金型(パンチ)を下降させ押し込んで加工します。 |
30放電加工 |
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被加工物である金属と加工工具である電極とを絶縁する加工液を介して電気エネルギーを加え、その時に発生するエネルギー(雷と同じエネルギー)によって被加工物の表面を微細に除去していく加工法。 |
31ボール盤 |
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穴あけ加工を行う工作機械の一種。タップなどに用いられています。 回転する主軸に工具を取り付け、軸方向に上下させ加工を行います。 |
32ポンチ |
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ドリルで穴をあける際の位置決めやドリルの先端が振れを起こさないようマーキングする工具。先端が鉛筆の先のように円すい形になっている。 |