
| 1パークス炉 Parkes method |
|
|---|---|
| 鉛の乾式製錬法の一種。亜鉛と銀の親和力を応用した方式で、粗鉛を柔鉛炉で不純物を除去してからパークス鍋で溶融、これに亜鉛を加えて銀を分離、精鉛を得る。ただ、この方式ではビスマスを除去しきれない欠陥があり、 ビスマスを除くには別の方法を併用しなければならない。パークス法によって得た鉛がパークス鉛。 |
| 2バーチ Birch |
|
|---|---|
| 米国非鉄くず規格の2号銅線くず(No.2 copper wire)の通称。 含有銅分が名目96%(最低94%)の各種純良銅線からなり、過度の鉛引き、錫引き、ハンダ付け、銅合金線、 過度の油・鉄分、非金属類、焼過線、絶縁体を含む毛線、焼線をそれぞれ除いたもの。 |
| 3パーチ Parch |
|
|---|---|
| 米国非鉄くず規格のマンガン青銅くず(Manganese bronze solids)の通称。含有銅分55%以上、鉛1%以下で、 アルミニウム青銅およびケイ素青銅を含まないもの。 |
| 4バーチ・クリフ Birch & Cliff |
|
|---|---|
| 米国非鉄くず規格の2号銅線くず(バーチ)と並銅くず(クリフ)の混合したもの。 |
| 5パーマロイ Permalloy |
|
|---|---|
| ニッケルと鉄の合金。標準配合はニッケル78%、鉄21.5%、マンガン0.5%。 ほかにモリブデン4%を添加したモリブデン・パーマロイもある。導磁率の非常に高い合金で、磁性材料として用いられる。 |
| 6パームス Palms |
|
|---|---|
| 米国非鉄くず規格のムンツメタル・チューブくず(Muntz metal tubes)の通称。 ニッケル合金、アルミニウム合金および腐食したものを除く純良なムンツメタルのチューブくず。 |
| 7バーリー Burly |
|
|---|---|
| 米国非鉄くず規格のニッケル古くず(Old nickel scrap)の通称。 ニッケル含有率98%以上、銅分0.5%以下のニッケル圧延品の純良なくずで、ハンダ、ろう付け、鍛溶接もの、ペイントものを除いたもの。 |
| 8買鉱 Purchasing ore |
|
|---|---|
| 鉱石を手当てすること。カスタムスメルターである国内製錬メーカーが、チリなど世界各国から鉱石を購入することを指す。買鉱条件は鉱石価格の算定方法、鉱石受け渡し方法、代金支払い方法などで決まり、その中には、選鉱や製錬工程でのロスを考慮し、地金として回収可能な割合を示す実収率などもある。 |
| 9買鉱製錬業者 Custom smelter |
|
|---|---|
| カスタム・スメルター。買鉱を中心とする製錬メーカー。 |
| 10焙焼 Roasting |
|
|---|---|
| 鉱石製錬の前処理の一つ。鉱石の融点以下の温度で焼く。酸化焙焼、塩化焙焼などがある。 |
| 11パイプ型ケーブル Pipe type power cable |
|
|---|---|
| 電力ケーブルの一種。油紙で絶縁した導体を防食した鋼管の中に入れ、ガスもしくは油を満たして絶縁体の劣化を防止するようにしたもの。 |
| 12パイプとチューブ Pipe and tube |
|
|---|---|
| パイプとチューブの差異はシートとプレート、ロッドとバーほどはっきりしていない。米国では銅および黄銅管の場合、標準取引の対象となる管、つまり標準サイズのものをパイプ、それ以外の特殊なサイズと形状の管をチューブと称している。アルミニウム管の場合は特に区別がなく、通常チューブの呼称を用いている。 |
| 13バイメタル Bimetal |
|
|---|---|
| 熱膨張率の異なる2種類の金属の板をはり合わせたもの。 温度が変化すると熱膨張率の小さな金属のほうに曲がる性質を利用して、自動温度調節や自動スイッチなど広く利用されている。 |
| 14バイメタル板 Bimetallic plate |
|
|---|---|
| アンバーと黄銅板など2種類の金属板を接着したもの。 |
| 15バイヤー法 Bayer's process |
|
|---|---|
| 最も代表的なアルミナの製法。カ性ソーダを用いるアルカリ法で、 1888年、オーストリアのK. J. Bayerが特許を取得したのでこの名がある。 > アルミナを参照 |
| 16パイライト Pyrite |
|
|---|---|
| 黄鉄鉱。 > 黄鉄鉱を参照 |
| 17パイロクロア Pyrochlore |
|
|---|---|
| タンタルとニオブの鉱物。Ta₂O₅、Nb₂O₅、TiO₂などを含む。 |
| 18パイロセラム Pyroceram |
|
|---|---|
| 酸化チタン、アルミナ、珪酸などを主成分とする窯業材料。耐摩耗、耐熱性が高い。 |
| 19ハウス House |
|
|---|---|
| 米国非鉄くず規格のモネル棒・鍛造くず(Monel rods and forgings)の通称。 普通モネルまたはRモネルの棒、鍛造品からなり、異物および一切の不純物を除いたもの。 |
| 20ハウスマン鉱 Hausmannite |
|
|---|---|
| 酸化マンガン鉱石。マンガン72%を含有する。輝マンガン鉱ともいう。 |
| 21箔 Foil ; Leaf |
|
|---|---|
| 0.1mm未満の均一な肉厚で、長方形断面をもち、スリットされたコイル形状で供給される圧延製品。 |
| 22白安鉱 Valentinite |
|
|---|---|
| アンチモンの酸化鉱石。アンチモン83.3%を含有する。 |
| 23白雲石 Dolomite |
|
|---|---|
| ドロマイト。MgCo₃CaCO₃の組成をもつマグネシウムの鉱物でMgO 16~21%を含有する。 マグネシウム原料のほか、製鋼用炉材としても使用される。主産地は中国の東北地方(旧満州)で、栃木県にかなり多く産出した。苦灰石ともいう。 |
| 24白鉛 White lead |
|
|---|---|
| 鉛白。 |
| 25白鉛鉱 Cerussite |
|
|---|---|
| 鉛の炭酸塩鉱物。PbO 83.5%を含有する。 |
| 26白銅 Cupro-nickel ; Copper nickel |
|
|---|---|
| ニッケル10~30%と銅70~90%の合金。展延性、耐熱、耐食性が良好で、復水器、冷却器、船舶用、 海水取入口用管板などに用いられる。貨幣用の白銅はニッケル25%、銅75%。 |
| 27ハステロイ Hastelloy |
|
|---|---|
| 米国ユニオン・カーバイド社(UCC)が開発したニッケルを主成分とする耐熱、耐食合金。 ニッケル45~80%とクロム、モリブデン、鉄を含む。ほかにシリコン、タングステン、銅を含むものもある。 |
| 28バストネサイト Bastnasite |
|
|---|---|
| 希土類の鉱物。ランタン、セリウムを主成分とし、ほかに各種の希土類元素を含む。 |
| 29バストネ石 Bastnasite |
|
|---|---|
| バストネサイト。 > バストネサイトを参照 |
| 30発火合金 Pyrophoric alloy |
|
|---|---|
| ライター、ガスバーナーなどの点火に用いるセリウムを主成分とする合金。ミッシュメタルを原料に用いる。 標準組成はセリウム、ランタン、ネオジム、プラセオジム、その他の希土類元素が約70%、鉄が約30%。 |
| 31白金 Platinum |
|
|---|---|
| 元素記号Pt 密度21.45、融点1,769.3℃。 灰白石の光沢のある貴金属で、非常に重い。耐食、耐酸性がすぐれ、展延性に富む。理化学用機器、電子機器、 触媒、歯科用、装飾用などに広く用いられる。白金鉱物としては、スペリライト、クーペライトなどがあり、 イリドスミンとして他の白金族を伴い砂白金の形で産出する。 |
| 32白金族 Platinum-group metals |
|
|---|---|
| 白金、ルテニウム、イリジウム、パラジウム、オスミウム、ロジウムの総称。 元素周期表第8族の貴金属で、いずれも化学的性質が類似している。 白金が自然白金としてまれに単体で産する以外は、イリドスミン、オスミリジウムなどとして自然合金の状態で産出する。 |
| 33白金ロジウム Platinum rhodium |
|
|---|---|
| 白金87~90%とロジウム10~13%の合金。熱電対に用いる。 |
| 34バックワーデーション Backwardation |
|
|---|---|
| 先物市場で、期先の価格が現物や期近の価格より安い「逆ざや」状態のこと。期近もしくは現物での買いが多ければ期近価格は上昇し、コンタンゴ(順ざや)は縮小するが、さらに買い意欲が旺盛で供給されるメタルが不足すれば コンタンゴが消失、バックワーデーションになる。 |
| 35バデライト Baddeleyite |
|
|---|---|
| 天然に産する酸化ジルコニウムで、ジルコンとともにジルコニウムの重要な原鉱石。主産地はブラジル。 |
| 36バデレイ石 Baddeleyite |
|
|---|---|
| バデライト。 > バデライトを参照 |
| 37パトロン鉱 Patronite |
|
|---|---|
| バナジウムの原鉱石。硫化鉱で、バナジウムを20%含有する。 |
| 38バナジウム Vanadium |
|
|---|---|
| 元素記号V 密度6.1、融点1,717℃。 灰色の光沢のある金属で、硬い。ニッケル、コバルト、シリコンなどより融点が高く耐熱性が非常にすぐれており、特殊鋼(主として工具鋼)への添加剤、各種非鉄金属との合金、核燃料の被覆材、航空機およびミサイルの構造材などに用いられる。金属バナジウムは原鉱石から五酸化バナジウムを分離、塩素を化合させて塩化バナジウムとし、これをマグネシウムまたは水素還元してつくる。国内では製鉄および金製錬の副産物として少量採取されている。 |
| 39バナジウム雲母 Roscoelite |
|
|---|---|
| バナジウムの原鉱石。組成が複雑で、五酸化バナジウムのほかアルミナ、マグネシウム、鉄を含有する。 |
| 40バナジウム鉱石 Vanadium ore |
|
|---|---|
| パトロン鉱、バノキサイト、カルノー石、褐鉛鉱(バナジナイト)、バナジウム雲母などがあり、褐鉛鉱が最も需要。 |
| 41バナジナイト Vanadinite |
|
|---|---|
| 褐鉛鉱。 > 褐鉛鉱を参照 |
| 42バナジン Vanadin |
|
|---|---|
| バナジウムのドイツ名。 |
| 43ハニー Honey |
|
|---|---|
| 米国非鉄くず規格の込み黄銅くず(Yellow brass scrap)の通称。黄銅板、棒、管、鋳物その他の各種黄銅くずで、 メッキ物を含むが、マンガン青銅、アルミニウム青銅、古ラジエーターおよびラジエーター部品、鉄、過度の汚損、 腐食物を除いたもの。 |
| 44バネ鋼 Spring steel |
|
|---|---|
| バネ用の特殊用途鋼。シリコン、マンガン、クロム、バナジウムなどを適宜添加した鋼が用いられる。 |
| 45バネ用洋白板 Nickel silver sheet (or plate) for spring |
|
|---|---|
| 電気通信機器、計測器などのバネ材で、弾性が特にすぐれている。成分はニッケル16.5~19.5%、銅54~58%、マンガン0.5%以下、鉄0.3%以下、鉛0.1%以下残部亜鉛(JIS H 3702)。 |
| 46バネ用リン青銅板 Phosphor bronze sheet (or plate) for spring |
|
|---|---|
| バネ用洋白板と同じ分野に用いるバネ材で、成分は錫7~9%、リン0.03~0.35%、銅と錫とリンの合計が99.5%以上。 |
| 47バビット・メタル Babbit metal |
|
|---|---|
| 錫80~90%、アンチモン5~10%、銅5~10%の軸受合金。米人Isac Babbitの創案になるのでこの名がある。 初めはこのSn-Sb-Cu系の白色合金についてのみバビット・メタルと称していたが、 現在ではホワイト・メタルの別名としてPb-Sn-Sb系合金もバビット・メタルと呼ばれるようになっている。 > ホワイトメタルを参照 |
| 48バフ研磨 Buffing |
|
|---|---|
| 布、革などの柔軟な材料で作られたバフを回転させ、アルミナなどの研磨剤を用いて研磨面を金属光沢のある鏡面に仕上げる方法。 |
| 49ハフニウム Hafnium |
|
|---|---|
| 元素記号Hf 密度13.09、融点2,130℃。 六方晶系の金属で、天然にはジルコニウムと共生し、ジルコン・サンド中に2~5%程度含まれて産出する。 熱中性子吸収断面積が大きく、耐食、耐熱性がすぐれる。ジルコニウムとの分離が困難なため用途開発が遅れていたが、分離技術の進歩とともに原子炉の制御材、ロケット、合金添加剤、白熱電灯のフィラメント、ゲッター、 X線管、放電管などに用いられるようになった。 |
| 50薔薇輝石 Rhodonite |
|
|---|---|
| 酸化マンガン鉱石。MnO 54.15%を含有する。 |
| 51パラジウム Palladium |
|
|---|---|
| 元素記号Pb 密度12.02、融点1,550℃。 銀白色の貴金属で、溶融点が白金族中最も低い。また、他の白金族と違って濃硝酸に溶け、水素ガスを吸蔵する性質がある。ほとんどが金、銀、白金と合金にして歯科用、装飾用、電気接点などに用いられる。 |
| 52バリウム Barium |
|
|---|---|
| 元素記号Ba 密度3.5、融点704℃。 アルカリ土類金属の一つ。天然に重晶石(硫酸塩鉱物)および毒重石(炭酸塩恋物)として産出するが、産出量は少ない。合金添加剤、顔料、真空管ゲッター、ガラスなどに用いられる。 |
| 53バリスタ Varistor |
|
|---|---|
| 電圧を安定させ異常電圧から電子機器を守る電子セラミック。 |
| 54ハリス法 Harris process |
|
|---|---|
| 鉛の乾式製錬法の一種。溶融粗鉛をアルカリ混合溶融物(苛性ソーダ、硝石、食塩)を入れた反応円筒中で 攪拌循環させ、不純物(錫、アンチモンなど)をアルカリ混合溶融物に吸収して分離回収する方式である。 この方法は鉛合金くずの再生製錬にも応用されている。ハリス法によって得た精錬がハリス鉛。 |
| 55パルー Pallu |
|
|---|---|
| 米国非鉄くず規格のアルミニウムブラス・コンデンサー・チューブくず(Aluminum brass condenser tubes)の 通称。純良なコンデンサー・チューブで、ニッケル合金および腐食物を除いたもの。 |
| 56ハロゲン族元素 Halogens |
|
|---|---|
| フッ素、塩素、臭素、ヨウ素の4元素の総称。 |
| 57バンカ錫 Bangka tin ; Banka tin |
|
|---|---|
| インドネシア・バンカ島産出錫の総称。Bankaはブランド。 |
| 58斑岩鉱床 Porphyry deposit |
|
|---|---|
| 黄銅鋼や輝銅鉱が斑岩の間に広く点在している鉱床。 アメリカとカナダに多く、米国ユタ州のビンガム銅山は代表例。 |
| 59斑岩銅鉱 Porphyry copper ore |
|
|---|---|
| 斑岩の間に鉱染している銅鉱。黄銅鉱と輝銅鉱が多い。 |
| 60半金属 Semimetal |
|
|---|---|
| 金属と非金属の中間に位置する黒鉛、ヒ素、ケイ素などをいう。 |
| 61パンケーキコイル Pancake coil |
|
|---|---|
| 管を渦巻状に単層または多層に巻いたもの。 |
| 62反射炉 Reverberatory furnace ; Air furnace |
|
|---|---|
| 鉱石の製錬、金属の溶解、精製に用いる。粉鉱の大量処理ができるので銅鉱製錬に適し、海外ではアメリカ、 ザンビア、カナダ、メキシコに実用例が多い。わが国では三菱マテリアル(香川県直島)と小名浜製錬(福島県小名浜市)が採用している。反射炉製錬による電気銅の製造工程は、転炉以降は溶鉱炉製錬、自溶製錬などと同じ。 |
| 63斑状構造 Porphyritic structure |
|
|---|---|
| 火成岩の中に大きな結晶が点在している状態。 |
| 64搬送ケーブル Carrier-frequency cable |
|
|---|---|
| 多数の通話電流を異なった周波数の高周波電流(搬送波)に乗せて送るケーブル。1回線で同時に多数送話ができる。 |
| 65ハンダ Solder ; Soft solder |
|
|---|---|
| 450℃より低い融点を持つろう接用合金。軟ろうともいう。錫20~95%、鉛5~80%の合金で、ハンダ錫、 ハンダ合金などをいう。溶融点は200~300℃程度。 錫と鉛の配合率によって一般取引上0号から4号までに分類されている。形状は普通の棒ハンダのほか、糸ハンダ(ラジエーター用)、線ハンダ(電球、製缶用)、ヤニ入りハンダ(電気機器の配線接続用)などがある。 0号の配合は錫60、鉛40、1号は50/50、2号は40/60、3号は30/70、4号は20/80で、1号と2号が一般用として最も多く用いられている。 |
| 66バンチコイル Bunch coil |
|
|---|---|
| 管を円筒状に多層巻きしたもの。 |
| 67パンツ Pants |
|
|---|---|
| 米国非鉄くず規格の黄銅展伸材(メッキ物)くず(Plated rolled brass)の通称。 黄銅板、反射鏡などのメッキ物で、ハンダ付け、錫引き、アルミ・ペイント物、ムンツメタル、 アドミラルティー管、鋳物黄銅継手付きのものを除いたもの。 |
| 68礬土 Alumina |
|
|---|---|
| アルミナ。酸化アルミニウムのこと。 |
| 69斑銅鉱 Bornite |
|
|---|---|
| ボーナイト。重要な硫化銅鉱石。赤褐色、塊状で、銅55.5%、硫黄28%と鉄を含有する。わが国には斑銅鉱を主体に産出する鉱床は少ない。 |
| 70半導体 Semiconductor |
|
|---|---|
| 低温ではあまり電流を流さないが、温度上昇に伴い高電導性を示す物質をいう。ゲルマニウム、セレン、高純度シリコン、高純度テルル、高純度ビスマスなどにこの性質がある。トランジスタ、整流器、バリスター、サーミスター、光電池、太陽電池、電子冷凍装置などに広く用いられる。 |
| 71礬土頁岩 Aluminous shale |
|
|---|---|
| 含アルミナ鉱石。工業的にはほとんど利用されていない。 |
| 72PS方式 Production-sharing method |
|
|---|---|
| 生産物分与方式。 |
| 73POE Port of entry |
|
|---|---|
| 到着港渡し(貿易用語)。 |
| 74ピーコ― Pekoe |
|
|---|---|
| 米国非鉄くず規格のクロム・ニッケル・マンガンくず(Chrome-nickel-manganese)の通称。 クロム16~19%、ニッケル3.5~6%、マンガン5.5~10%の合金くず。 |
| 75ピーチ Peach |
|
|---|---|
| 米国非鉄くず規格のフェロニッケルくず(Ferro-nickel iron)の通称。 含有ニッケル分20%以上、銅0.5%以下のニッケル鉄合金のくず。 |
| 76ヒートシンク Heat Sink |
|
|---|---|
| エレクトロニクス分野でデバイスを安定して動作させるための温度上昇を抑える放熱基板。 |
| 77PP Producer price ; Producers'price |
|
|---|---|
| 生産者価格、生産者建値。 |
| 78砒化鉱 Arsenide ore |
|
|---|---|
| 金属砒化物の形で産出する鉱石の総称。ニッケルとコバルトの鉱石に多い。おもな砒化鉱に次のようなものがある。 紅砒ニッケル鉱 NiAs、砒ニッケル鉱 NiAs₂、砒コバルト鉱 CoAs₂、方コバルト鉱 CoAs₂ ★硫砒ニッケル 鉱NiAsS、★輝コバルト鉱 CoAsS、★硫砒銅鉱 Cu₃AsS₄ (注)★硫砒化鉱物 |
| 79光アイソレータ Optical isolator (Optoelectronics) |
|
|---|---|
| 光回路素子の一つ。入射と出射の一対の端子を持ち、入射側から出射側に進む順方向の光で低損失で、 出射側から入射側に戻る逆方向の光は高損失の特性を持たせて、光を決められた方向にのみ通過させる光受動部品。 |
| 80光ケーブル Optical Fiber Cable |
|
|---|---|
| 光ファイバーの芯線を複数束ねたもの。 |
| 81光センサー Optical Sensor |
|
|---|---|
| 光によって物理量や科学量を感知検出するための素子や装置の総称。 |
| 82光電子 Photoelectron |
|
|---|---|
| 光電効果によって発生した電子。 |
| 83光電導性 Optical Conductor |
|
|---|---|
| 通常、アルミニウム反射層の蒸着した堅い触媒。反射表面内にはいろいろな様式で情報を蓄えており、 一方、反射表面では蓄積データを解読するためにレーザー光を変調する。 |
| 84光電導体 Photoconductor |
|
|---|---|
| 光子を吸収すると導電率が増大する物質。 |
| 85光特号No.1 Copper scrap |
|
|---|---|
| 銅系スクラップの最上級品種。非鉄スクラップ取引現場で使われる通称でJISでは1号銅線にあたる。 電気銅の代替として使われ、非鉄スクラップの代表的な存在。電線スクラップをはく線加工して回収される。 ピカ特、ピカ線、光太銅などいくつかの通称がある。地域性も強く、取引業者によって微妙に使い分けられる。 |
| 86光ファイバー Optical Fiber |
|
|---|---|
| 光のエネルギー、もしくはその変化信号、さらに画像の伝送などをさせるために用い、直径が3~60μmの繊維状のガラス、あるいは100~10,000μmの繊維状のプラスチックなどで作られた透明物質。 |
| 87砒鈹 Speiss |
|
|---|---|
| スパイス。 > スパイスを参照 |
| 88引抜き Drawing |
|
|---|---|
| 棒、線、管材などをダイスを通して引っ張り、ダイスと同じ断面形状を得る加工法。 |
| 89挽物用黄銅棒 Free cutting brass rod (or bar) |
|
|---|---|
| 快削黄銅棒。 > 快削黄銅棒を参照 |
| 90卑金属 Base metal |
|
|---|---|
| 貴金属に対応する呼称で、ほとんどの金属がこれに入る。空気中で酸に侵されやすい金属の総称。 |
| 91非金属鉱物 Non-metallic mineral |
|
|---|---|
| 石英、螢石、石灰石、珪石、雲母、重晶石、硫黄、黒鉛、珪藻土、長石、石綿、粘土、石膏、明礬石、珪砂などの類。 |
| 92ピクル Picul |
|
|---|---|
| 担。中国、タイ方面で主に大貨物に使用されている重量単位。約60.48kg。 |
| 93引け巣 Shrinkage |
|
|---|---|
| 鋳造の際に、溶融金属の収縮によって生ずる空孔。 |
| 94尾鉱 Tailings |
|
|---|---|
| 選鉱廃さい。 |
| 95砒コバルト鉱 Smaltite |
|
|---|---|
| コバルトの砒化鉱石。コバルト28%を含有する。 |
| 96比重 Specific gravity |
|
|---|---|
| 重金属。軽金属。 > 重金属を参照 > 軽金属を参照 |
| 97比重選鉱 Gravity concentration |
|
|---|---|
| 鉱石と普通の岩石との密度の差を利用した選鉱法。 鉱石を震動する盤上に水と一緒に流し、沈殿時間の差によって鉱石と廃石を選別する。重力選鉱ともいう。 |
| 98非晶質金属 Amorphousness |
|
|---|---|
| アモルファス金属。 > アモルファス金属を参照 |
| 99ビスマス Bismuth |
|
|---|---|
| 元素記号Bi 密度9.80、融点271℃。やや赤味を帯びた灰白色の金属で、硬くてもろい。 錫、カドミウム、鉛などとともに低融点金属に属する。ビスマスの鉱物としては輝蒼鉛鉱、自然蒼鉛、テルル蒼鉛鉱、酸化蒼鉛鉱などがあるが、ビスマスのみを目的に採掘される例は少なく、通常、鉛精錬の副産物として採取される。合金添加剤としての用途が多く、高純度品はテルルと合金にして電子冷凍素子に用いられる。 |
| 100被切削性 machinability |
|
|---|---|
| 被削性、機械加工性。切削のしやすさと削られやすさの程度。通常は被削材からみた削られやすさをいう。 切削工具の寿命、切削抵抗、切削仕上げ面の品位、切くずの処理性などが評価基準となる。 |
| 101ヒ素 Arsenic |
|
|---|---|
| 元素記号As 密度5.72、融点817℃。灰色の光沢ある金属でもろい。 天然には銅、鉛、鉄などの砒化物として存在し、これらの鉱石を製錬する際、副産物として採取される。 金属ヒ素は合金添加剤としての用途があり、高純度品は半導体添加剤として電子工業に用いられる。 |
| 102ヒッチ Hitch |
|
|---|---|
| 米国非鉄くず規格のモネルメタル新切れ(New Monel clippings and solids)の通称。 新しい純良な普通モネルまたはRモネルの新切れ、板、その他の圧延品からなり、異物および一切の汚物を含まないもの。 |
| 103ピッチブレンド Pitchblende |
|
|---|---|
| 瀝青ウラン鉱。 > 瀝青ウラン鉱を参照 |
| 104ビッド Bid |
|
|---|---|
| ある一定の価格での買い注文。 |
| 105非鉄金属 Non-ferrous metals |
|
|---|---|
| 鉄以外の金属の総称。卑金属と貴金属、重金属と軽金属、普通金属と希少金属などに分けられる。 |
| 106非鉄金属くず Non-ferrous scrap metal |
|
|---|---|
| 銅、鉛、亜鉛、アルミニウム、錫、ニッケルなどの単体および合金の加工品のくずの総称。くず(スクラップ)とは 二次加工の工程中発生したものと、老朽化などのために本来の用に供しなくなったものを合わせていう。 JIS規格では、板、条、棒、線、管などの切断くずおよび打抜きくずなど加工工程において発生したものを「新くず」、本来の用に供しなくなったものを「古くず」といい、くずとはこの両方を含むものであると規定している。 |
| 107非鉄メジャー Nonferrow merger |
|
|---|---|
| 多国籍非鉄企業。代表的な企業としては、BHP社、リオドセ社、コデルコ社、ノランダ社、フェルプスドッジ社、 インコ社、グルポ・メヒコ社などがある。 |
| 108ヒドロナリウム Hydronalium |
|
|---|---|
| アルミニウム合金。 > アルミニウム合金を参照 |
| 109砒ニッケル鉱 Chloanthite |
|
|---|---|
| ニッケルの砒化鉱石。ニッケル28.1%を含有する。 |
| 110日延べ黄銅棒 Hot rolled brass rod (or bar) |
|
|---|---|
| 鍛造用黄銅棒。 > 鍛造用黄銅棒を参照 |
| 111砒白金 Sperrylite |
|
|---|---|
| スペリライト。 > スペリライトを参照 |
| 112ヒューズ Fuse |
|
|---|---|
| 鉛、錫、アンチモンを主成分とする低融点合金片。融点は通常220℃。目的に応じてこれにより高融点の金属も用いる。 |
| 113ピューター Pewter |
|
|---|---|
| 食器類に用いる錫と鉛と銅または黄銅(銅、亜鉛)の合金。しろめともいう。ハンダの別名として使うこともある。 |
| 114氷晶石 Cryolite |
|
|---|---|
| Na₃AlF₆の組成をもつナトリウム、フッ素、アルミニウムの化合物、主にアルミ電解の溶剤に用いる。 人工的にはフッ化水素酸に水酸化アルミニウムとソーダ灰を化合、析出させて得られる。 天然にはグリーンランド島にしか産出しない。 |
| 115標石 Shoad ; Shode ; Shode stone |
|
|---|---|
| 上流から押し流され河原に散在している鉱石。 |
| 116標石探鉱 Shoading |
|
|---|---|
| 坑外探鉱の一種。標石の状況から鉱床の存在を探査する法。 |
| 117平角銅線 Copper bar |
|
|---|---|
| 電気用材で、電気伝導性が特に良好。厚さは0.5mm以上から10mmまでのものがあり、JISで導電率が規定されている。 |
| 118ビレット Billet |
|
|---|---|
| 管・棒製造用に円筒形に鋳造した地金。銅ビレッドとアルミニウムビレッドがある。 |
| 119ピロタイト Pyrrhotite |
|
|---|---|
| 磁硫鉄鉱。 > 磁硫鉄鉱を参照 |
| 120ファイン・オンス Fine ounce |
|
|---|---|
| トロイ・オンス。 > トロイ・オンスを参照 |
| 121VVケーブル PVC insulated service entrance cable |
|
|---|---|
| ビニールで絶縁し、ビニールで被覆したケーブル。家屋の第1支持点から積算電力計までの配線に用いる。 |
| 122フィンチューブ Finned tube |
|
|---|---|
| 表面積を増やし、伝熱性を高めるため内外面に各種のフィンを立てた管。 |
| 123風化 Efflorescence |
|
|---|---|
| 風解。結晶水を含む結晶が水分を失い、破砕される現象。 |
| 124風化 Weathering |
|
|---|---|
| 大気、水などの作用で岩石が破砕、分解される現象。 |
| 125風信子鉱 Zircon |
|
|---|---|
| ジルコン。 > ジルコンを参照 |
| 126フェナサイト Phenacite |
|
|---|---|
| ベリリウムの珪酸塩鉱物。BeO 45.5%を含有する。 |
| 127フェライト Ferrite |
|
|---|---|
| 磁鉄鉱などある種の酸化鉄の一群。強磁性材料として用いられる。 |
| 128フェライト磁石 Ferrite magnets |
|
|---|---|
| 酸化鉄と炭酸ストロンチウムを焼結して作る永久磁石。コストパフォーマンスに優れ生産量も高い。 |
| 129フェリー Ferry |
|
|---|---|
| 米国非鉄くず規格のバビッド盛り標準型砲金車両軸受箱くず(Lined standard red ear boxes)の通称。 |
| 130フェルグソナイト Fergusonite |
|
|---|---|
| フェルグソン石。ウランとニオブの原鉱石。 |
| 131フェロアルミニウム Ferroaluminium |
|
|---|---|
| アルミニウム50%程度を含む鉄合金。製鋼の脱酸剤のほか、鉄鋼製品のアルミニウム被覆に用いる。 |
| 132フェロアロイ Ferroalloy |
|
|---|---|
| 合金鉄。 > 合金鉄を参照 |
| 133フェロクロム Ferrochromium |
|
|---|---|
| クロム55~75%程度を含む鉄合金。高炭素フェロクロム(JISでは炭素含有率8%以下)、中炭素フェロクロム(同4%以下)、低炭素フェロクロム(同0.1%以下)の3種類がある。特殊鋼の添加剤に用いられる。 > クロム鉄を参照 |
| 134フェロシリコン Ferrosilicon |
|
|---|---|
| シリコンを最低14%から最高93%程度含む鉄合金。還元剤、脱酸剤、合金添加剤として用いられる。 |
| 135フェロジルコニウム Ferrozirconium |
|
|---|---|
| ジルコニウムを12~40%程度含む鉄合金。酸化ジルコニウムを電気炉で還元してつくる。 製鋼の脱酸、脱窒、脱硫剤、特殊鋼(特に高速度鋼)への添加剤として用いられる。 |
| 136フェロタングステン Ferrotungsten |
|
|---|---|
| タングステンを75~85%程度含む鉄合金。特殊鋼への添加剤に用いられる。 |
| 137フェロチタン Ferrotitanium |
|
|---|---|
| チタンを20~45%程度含む鉄合金。特殊鋼用の添加剤のほか、脱酸剤、脱窒材としても用いられる。 |
| 138フェロニオブ Ferroniobium |
|
|---|---|
| ニオブを60%以上(ただしNb+Ta)含む鉄合金。特殊鋼への添加剤、特にステンレス鋼中の炭素固定剤として用いられる。 |
| 139フェロニッケル Ferronickel |
|
|---|---|
| 最も需要な合金鉄で、特殊鋼、鋳造鋼、合金ロール、電気通信機器などに用途が広い。 含有ニッケル分は18~30%(20分の1以下のコバルトを含む)で、炭素含有率により、高炭素フェロニッケル(JIS規格では炭素3%以下)、中炭素フェロニッケル(同0.25%以下)、低炭素フェロニッケル(同0.02%以下)に分けられる。 |
| 140フェロバナジウム Ferrovanadium |
|
|---|---|
| バナジウムを45~85%含む鉄合金。特殊鋼への添加剤に用いられる。 |
| 141フェロホスホル Ferrophosphor |
|
|---|---|
| リンを20~28%程度含む鉄合金。鋳物の流動性を増すので、主に鋳鉄への添加剤として用いられる。 |
| 142フェロボロン Ferroboron |
|
|---|---|
| ボロンを14~23%程度含む鉄合金。鉄鋼および非鉄合金製造の脱ガス剤、特殊鋼への添加剤に用いられる。 |
| 143フェロマンガン Ferromanganese |
|
|---|---|
| マンガンを73~85%含む鉄合金。高炭素フェロマンガン(JISでは炭素含有率7.5%以下)、中炭素フェロマンガン(同2%以下)、低炭素フェロマンガン(同1%以下)の3種類がある。製鋼の脱酸、脱硫剤および合金添加剤に用いられ、使用量は合金鉄中最も多い。 |
| 144フェロモリブデン Ferromolybdenum |
|
|---|---|
| モリブデンを55~70%程度含む鉄合金。高炭素フェロモリブデン(JISでは炭素含有率6%以下)と低炭素フェロモリブデン(同0.1%以下)がある。特殊鋼への添加剤に用いられる。 |
| 145フェンス Fence |
|
|---|---|
| 米国非鉄くず規格のバビット抜き標準型砲金車両軸受箱くず(Unlined standard red ear boxes)の通称。 |
| 146フォース・マジュール Force majeure |
|
|---|---|
| 不可抗力。不可抗力条項。 |
| 147復水器 Condenser |
|
|---|---|
| コンデンサー。凝縮器(特に水蒸気の)。 |
| 148富鉱体 Bonanza |
|
|---|---|
| ボナンザ。鉱床の中で高品位鉱が集合している部分。 |
| 149不銹鋼 Stainless steel |
|
|---|---|
| ステンレス鋼。 > ステンレス鋼を参照 |
| 150腐食 Corrosion |
|
|---|---|
| 金属が大気、温度など環境の影響から化学的に損壊すること。 |
| 151ブスバー Bus bar |
|
|---|---|
| 大電流用の導体。棒状や太線などの形状があり、母線に使われる。銅ブスバーとアルミニウムブスバーがある。 |
| 152浮選 Flotation ; Floatation |
|
|---|---|
| 浮遊選鉱。 > 浮遊選鉱を参照 |
| 153ブチルゴム電力ケーブル Butyl rubber insulated power cable |
|
|---|---|
| 導体をブチルゴムで絶縁、クロロプレンで被覆した電力ケーブル。高温、高熱の場所の使用に適する。 |
| 154ブッシュ Bush |
|
|---|---|
| 入れ子。軸受け筒。 |
| 155ブッシング Bushing |
|
|---|---|
| ブッシュ。 > ブッシュを参照 |
| 156フッ素 Fluorine |
|
|---|---|
| 元素記号F ハロゲン族元素の一つ。天然に螢石、氷晶石などに含まれて産出する。 |
| 157物理探鉱 Geophysical prospecting |
|
|---|---|
| 鉱物の物理的特性を応用した探鉱法。重力探鉱、電気探鉱、磁力探鉱、弾性波探鉱などがある。 |
| 158埠頭渡し Ex dock ; Ex wharf ; Ex quay |
|
|---|---|
| 売買条件の一つ。契約物品を指定到着港の埠頭に荷揚げし、そこから引き渡すこと。 |
| 159歩留まり Yield ; Yield rate ; Defect Rate |
|
|---|---|
| 原材料から、どれだけの製品が生産されたかを示す割合。 |
| 160浮遊選鉱 Flotation ; Floatation |
|
|---|---|
| 選鉱法の一種。硫化鉱の選鉱法としてもっとも広く採用されている。 金属粉末は水に濡れにくく、岩石の粉末は水に濡れやすい特性を利用したもの。 鉱石をボール・ミルで粉砕、泥状にとした上、この鉱液に気泡剤と捕集材を加えて攪拌すると鉱石は泡の表面に付着して回収される。一方、水に濡れやすい廃石は液中に沈下するので自動的に選別が行われる。 |
| 161プライシング Pricing |
|
|---|---|
| 現物の取引価格を決定すること。 |
| 162ブラウン鉱 Braunite |
|
|---|---|
| 褐マンガン鉱。 > 褐マンガン鉱を参照 |
| 163フラスコ Flask |
|
|---|---|
| 水銀輸送用の筒形の鉄製容器。76㍀(約34.5kg)入り。水銀の重量単位となっており、ポンべともいう。 |
| 164プラズマ切断 Plasma cutting |
|
|---|---|
| プラズマアークあるいはプラズマジェットの熱および気流による材料切断法。非鉄金属ではアルゴンガスと水素の混合ガスが多く用いられる。 |
| 165プラセオジミウム Praseodymium |
|
|---|---|
| プラセオジム。 > プラセオジムを参照 |
| 166プラセオジム Praseodymium |
|
|---|---|
| 元素記号Pr 希土類元素の一つ。英名はプラセオジミウム。他の希土類元素とともにモナズ石、バストネサイト、 ガドリン石などに含まれて少量存在する。セリウム、ランタン、ネオジムなどとともに発火合金に用いられる。 |
| 167プラチナ Pratinum |
|
|---|---|
| 白金。 > 白金を参照 |
| 168プラチノイド Platinoid |
|
|---|---|
| 洋白と同じ銅、ニッケル、亜鉛の三元合金で、ほかに少量のタングステンその他の元素を含む。 組成は銅50~60%、ニッケル20~30%、亜鉛10~25%程度。白金に似た光沢があり、電気抵抗線、装飾品などに用いる。 |
| 169フラックス Flux |
|
|---|---|
| 溶剤のこと。溶けた金属を流れやすくするもの。酸素と金属の間に流れ込んで接触を遮断し、金属に酸化がおこらず不純物が入りにくいため、金属がより広がる。 |
| 170フラッシュ・スメルティング Flash smelting |
|
|---|---|
| 自溶製錬。 > 自溶製錬を参照 |
| 171フランカイト Franckeite |
|
|---|---|
| 錫の酸化鉱石。組成が複雑で、錫、鉛、鉄、アンチモンなどを含む。 |
| 172ブランク Blanks |
|
|---|---|
| 曲げ、打ち抜き、深絞りなどの加工のため平板から採取された金属片。 |
| 173フランクリン鉱 Franklinite |
|
|---|---|
| 亜鉛の酸化鉱石。ZnO 17~25%を含有する。 |
| 174フランシウム Francium |
|
|---|---|
| 元素記号Fr アルカリ金属の一つ。天然にはほとんど存在せず非常に不安定な元素。 |
| 175ブリスター Blister copper |
|
|---|---|
| 粗銅。 > 粗銅を参照 |
| 176ブリタニアメタル Britannia metal |
|
|---|---|
| 錫とアンチモンと銅の合金。ほかに鉛、亜鉛を含むこともある。 標準的な組成は錫90%前後、アンチモン10%前後、銅1%程度。銀に似た美しい合金で、食器類、花瓶に用いられる。 |
| 177ブリヨン Bullion |
|
|---|---|
| 金銀塊。粗鉛をブリヨンということもある。 |
| 178ブル Bull |
|
|---|---|
| 強気。 |
| 179ブル・マーケット Bull Market |
|
|---|---|
| 価格が上がっている市場、強気市場。 |
| 180篩分け Screening |
|
|---|---|
| 鉱石の大小を篩で分粉すること。篩別(しべつ)ともいう。 |
| 181フルオソリッド焙焼炉 Fluosolids roaster |
|
|---|---|
| 流動焙焼炉で、銅、亜鉛の湿式製錬に用いられている。鉱石を水で泥状にして炉に装入、炉底から空気を吹き込むと鉱石は流動状態で自燃し焙焼が行われる。米国ドル社が特許をもつドル式焙焼炉が著名。 |
| 182プルトニウム Plutonium |
|
|---|---|
| 元素記号Pu 超ウラン元素で、原子炉燃料として重要。 |
| 183ブレーク Break |
|
|---|---|
| 急激な価格の落ち込み。 |
| 184ブローカー Broker |
|
|---|---|
| 仲介業者、仲介入。手数料を得るために売り買いの注文を実施する業者。 |
| 185プロメシウム Promethium |
|
|---|---|
| 元素記号Pm 希土類元素の一つ。ウランの核分裂生成物から得られた元素で、天然に存在するかどうかはまだわかっていない。プロメチウムともいう。 |
| 186ブロンズ Bronze |
|
|---|---|
| 青銅。 > 青銅を参照 |
| 187分級 Grading ; Classifying |
|
|---|---|
| 鉱石の粒の大小を類別すること。レーキ分級、篩分けなどがある。 |
| 188粉末冶金 Powder metallurgy |
|
|---|---|
| 粉末を原料として焼結材料、焼結金属などの材料、または焼結部品を製造する技術の総称。 原料は金属のほかセラミックも含まれるのが一般的。 |
| 189紛粒 Grading ; Sizing |
|
|---|---|
| 鉱石の粒の大小を類別すること。 |
| 190ベア Bear |
|
|---|---|
| 弱気。 |
| 191ベア・カバーリング Bear covering |
|
|---|---|
| 売り越し(Short sale)に対する買い戻し。 |
| 192ベア・マーケット Bear market |
|
|---|---|
| 価格が下がっている市場、弱気市場。 |
| 193ペースト Paste |
|
|---|---|
| 金属粉末やガラス粉末をインク状にした導電材料や保護膜材料など。 |
| 194ペールス Pales |
|
|---|---|
| 米国非鉄くず規格のアドミラルティー・コンデンサー・チューブくず(Admiralty brass condenser tubes)の通称。 |
| 195劈開 Cleavage |
|
|---|---|
| 雲母のように一定方向に割れやすい性質。 |
| 196ペグマタイト Pegmatite |
|
|---|---|
| 巨晶花崗岩。岩漿分化により非揮発性成分が結晶して火成岩を生成したあと、揮発性の残漿が結晶して生じたもの。石英、正長石、雲母などを主成分とする岩石で、鉄マンガン重石、錫石、緑柱石、フェルグソン石、モナズ石など重要な鉱物を含む。 |
| 197ヘッジ Hedge |
|
|---|---|
| ヘッジング。 > ヘッジングを参照 |
| 198ヘッジング Hedging |
|
|---|---|
| つなぎ売買のこと。保険つなぎ、かけつなぎともいう。相場の変動による危険を回避するため、先物に売りつなぎ、または買いつなぎをすることで、一般には売りつなぎの方が多い。売りつなぎを売りヘッジ、買いつなぎ買いヘッジという。 たとえば加工メーカーが輸入銅を契約したとき、LME(ロンドン金属取引所)の先物に売りヘッジしておけば、製品が仕上がったとき銅相場が値下がりしていても、高値時に売りヘッジしておいた銅を買い戻すことにより利益が得られ、輸入銅の値下がり損を補うことができる。 |
| 199ヘッス鉱 Hessite |
|
|---|---|
| 銀のテルル化物。鉛灰色をしており、非常に重い(密度8.3)。テルル銀鉱ともいう。 |
| 200ペッツ鉱 Petzite |
|
|---|---|
| 金、銀のテルル化物。組成は(Au,Ag)₂Teで、金 24.5%、銀 41.8%。 |
| 201ベッツ法 Betts procrss |
|
|---|---|
| 鉛の最も代表的な電解精錬法。ケイフッ化水素酸に少量のゼラチンを添加した電解液を用いる。 |
| 202ペナン Penang |
|
|---|---|
| マレーシアの北部、マラッカ海峡に浮かぶ小島で、マレーシア錫の積出地として著名。 |
| 203ベリー Berry |
|
|---|---|
| 米国非鉄くず規格の1号銅線くず(No.1 copper wire)の通称。錫引き、被覆、合金線を除く純良な銅線、ケーブル、鎧(がい)装線からなり、B&Sワイヤ・ゲージ16番(1,295mm)以上で、焼過線および異物を含まないもの。 |
| 204ベリリウム Beryllium |
|
|---|---|
| 元素記号Be 密度1.848、融点1,280℃。銀白色。六方晶系の非常に軽い金属で常温ではもろいが、 熱すると展延性を生じる。 銅、アルミニウム、ニッケルなどに添加すると合金特性を増すので、ベリリウム銅母合金(ベリリウム約4%)として 電子・電気機器部品、溶接電極、安全工具、プラスチック用金型など、ベリリウム・アルミニウム母合金(ベリリウム約5%)として脱酸剤、合金添加剤などに用いられる。また金属ベリリウムは中性子吸収など核特性がすぐれるので、 原子炉の反射材、減速材に、さらに融点が高く耐熱性が良好なため航空機の構造材などにも使用される。 ベリリウムの鉱物として経済的に利用されているのは緑柱石だけ。これを焙焼して酸化ベリリウムをつくり、さらに塩化ベリリウムとして溶融塩電解するか、フッ化ベリリウムとしてマグネシウム還元すると金属ベリリウムが得られる。 |
| 205ベリリウム・アルミニウム合金 Beryllium aluminium alloy |
|
|---|---|
| ベリリウム5%程度を含む母合金で、アルミニウムとマグネシウム合金の脱酸、添加剤に用いる。 |
| 206ベリリウム銅 Beryllium copper |
|
|---|---|
| 銅にベリリウムを加えた伸銅品。電子部品のバネ材料や光通信ケーブルの中継器などに使われる。 |
| 207ベリリウム銅地金 Beryllium copper alloy |
|
|---|---|
| ベリリウム銅母合金。 > ベリリウム銅母合金を参照 |
| 208ベリリウム銅板 Beryllium copper sheet (or plate) |
|
|---|---|
| ベリリウム銅母合金を素材にしたベリリウム2%前後とコバルト0.2%程度を含む銅合金板で、耐疲労性、耐摩耗性、耐食性およびバネ特性が特に良好。電気伝導度も高い。また高温で安定しており、非磁性で、接触火花を出さない特性がある。高級バネ材として通信機、電気機器、計測器などに用途が広い(JIS H 3130)。 |
| 209ベリリウム銅線 Beryllium copper wire |
|
|---|---|
| 成分、特性などベリリウム銅板に同じ。 |
| 210ベリリウム銅棒 Beryllium copper rod (or bar) |
|
|---|---|
| 成分、特性などベリリウム銅板に同じ。 |
| 211ベリリウム銅母合金 Copper Beryllium master alloy |
|
|---|---|
| ベリリウム4%程度を含む母合金で、酸化ベリリウムと銅粉に炭素を加え、これを還元してつくる。 高強度、高硬度、非発火性、耐食性が良好、熱・電気伝導度が高い―などのすぐれた特性がある。カム、ブッシュ、 ポンプイムペラー、プラスチック金型、その他機械部品、電機部品、安全工具など用途が非常に広い。 |
| 212ベリル Beryl |
|
|---|---|
| 緑柱石。 > 緑柱石を参照 |
| 213ペルチェ効果 Peltier effect |
|
|---|---|
| 2種の金属を接触させ電流を流すと、電流の方向によって吸熱または発熱を起こす。これをペルチェ効果といい、 電子冷凍に利用できる。ペルチェ効果は半導体金属が大きく、ビステル合金(高純度ビスマスとテルルの合金)が有効とされている。 |
| 214ベルト紙ケーブル Belted type paper insulated power cable |
|
|---|---|
| 導体に絶縁油紙を巻き、鉛被覆した地中配電用のケーブル。 |
| 215ベルメタル Bell metal |
|
|---|---|
| 鐘青銅。 > 鐘青銅を参照 |
| 216変質作用 Metamorphism |
|
|---|---|
| 変成作用。 > 変成作用を参照 |
| 217変成鉱床 Metamorphic deposit |
|
|---|---|
| 既存鉱床が熱、圧力などの作用により変質して生じた鉱床。熱作用により変質した鉱床を熱変質鉱床、 動力作用により変質した鉱床を動力変質鉱床という。含銅硫化鉄鉱床などの類。 |
| 218変成作用 Metamorphism |
|
|---|---|
| 岩石、鉱物が熱、圧力などの作用により変質すること。 |
| 219偏析 Segregation |
|
|---|---|
| 金属組成分の分布が不均一なこと。 |
| 220ベンディング・アロイ Bending alloy |
|
|---|---|
| 薄肉管などの曲げ加工の充てん材に用いる低融点合金。 |
| 221ペントランダイト Pentlandite |
|
|---|---|
| ペントランド鉱。 > ペントランド鉱を参照 |
| 222ペントランド鉱 Pentlandite |
|
|---|---|
| Fe Ni Sの組成をもつ代表的な硫化ニッケル鉱石。カナダのオンタリオ州サドベリー地方に産し、 世界最大の生産量を誇る。磁硫鉄鉱中に黄銅鉱および黄鉄鉱と共生しており、産出原鉱石は通常Ni 1~5.5%、 Cu 1~4.5%、S 18~26%を含み、ほかに白金族を伴う。 |
| 223ホイスラー合金 Heusler alloy |
|
|---|---|
| 銅、マンガン、アルミニウムから成る強磁性合金。アルミニウムの代わりに錫を添加したものもある。永久磁石に用いる。 |
| 224棒 Rod (or bar) |
|
|---|---|
| ロッドとバー。 > ロッドとバーを参照 |
| 225方安鉱 Senarmontite |
|
|---|---|
| アンチモンの酸化鉱石。アンチモン41.6%を含有する。 |
| 226方アンチモン鉱 Senarmontite |
|
|---|---|
| 方安鉱。 > 方安鉱を参照 |
| 227方鉛鉱 Galena |
|
|---|---|
| 最も重要な鉛鉱石。鉛灰色、六面体の硫化鉱で、鉛86.6%を含有する。金、銀、せん亜鉛鉱などを伴って産出することが多い。 |
| 228ホウ化物 Boride |
|
|---|---|
| ホウ素と地元素との化合物。 |
| 229砲金 Gun-metal |
|
|---|---|
| ガンメタル・青銅の一種で、錫の含有量8~15%程度のものをいう。亜鉛を2~3%程度含む。大砲の鋳造に使用されたのでこの名がある。耐食性、切削性が良好で、靭性に富み、軸受、機械部品などに広く用いられる。 |
| 230棒コロ Brass rod ends |
|
|---|---|
| 黄銅棒くず(黄銅棒の切端)の俗称。JISの黄銅棒地くずに該当する。 > 黄銅くずを参照 |
| 231ホウ砂 Borax |
|
|---|---|
| 天然にチンカル、ラソライトとして産出し、ホウ酸の原料となる。 |
| 232放射性鉱物 Radioactive mineral |
|
|---|---|
| ウラン、トリウムなどの放射性元素を含む鉱物の総称。 |
| 233防食ケーブル Anticorrosive cable |
|
|---|---|
| 地中電流による電食防止のため、鉛被覆の上に合成ゴム、ビニール、ガラス繊維などで防食層を施した電力ケーブル。 |
| 234ホウ素 Boron |
|
|---|---|
| ボロン。元素記号B 密度2.34、融点2,040℃。 純粋なものは板条もしくは針状結晶、通常は黒褐色の無定形の固体で、非常に硬い。シリコンに似ており、天然に硼砂、方硼石、灰硼石、曹灰硼石、硼酸石などに含まれて産出する。原子炉の遮蔽材および制御材、ロケットの燃料、製鋼の添加剤、銅の脱酸剤、半導体への添加剤などに用いられる。 |
| 235方トリウム石 Thorianite |
|
|---|---|
| トリウムとウランの原鉱石。重要な放射性鉱物で、ThO₂ 75%前後とUO₂ 15~30%を含有する。 |
| 236方ホウ石 Boracite |
|
|---|---|
| ホウ素の原鉱石。組成はMg₇Cl₂B₁₆O₃₀ |
| 237ボーキサイト Bauxite |
|
|---|---|
| アルミニウムの原鉱石(標準組成はAl₂O₃2H₂O)。 フランス人ペルティエによって1821年、南フランスのLes Baux付近で発見されたのでこの名がある。 岩石の風化分解作用の激しい熱帯地方に多く産出し、アルミナ(酸化アルミニウム)を通常50~60%含有している。ほかに酸化鉄、酸化マグネシウムなどを含むことが多い。 |
| 238ボーナイト Bornite |
|
|---|---|
| 斑銅鉱。 > 斑銅鉱を参照 |
| 239ポーフリー Porphyry |
|
|---|---|
| 斑岩。 |
| 240ポーフリー鉱床 Porphyritic deposit |
|
|---|---|
| 斑岩鉱床。 |
| 241ボーリング Boring |
|
|---|---|
| 試錐。 |
| 242ホール・エルー法 Hall-Heroult process |
|
|---|---|
| 最も一般的なアルミニウムの製法。氷晶石を用いてアルミナを電解炉で還元、アルミニウムを得る方法で、 米人ホールと仏人エルーが発見したのでこの名がある。 |
| 243ボール・ミル Ball mill |
|
|---|---|
| 鉱石を微粉砕するのに用いる回転粉砕機。 |
| 244ボールノナイト Bournonite |
|
|---|---|
| 車骨鉱。 > 車骨鉱を参照 |
| 245母合金 Mother (or Master) alloy |
|
|---|---|
| 合金組成の調整のために、溶湯に添加することを目的として造られた合金。合金を製造する際、直接添加すると溶解が困難な場合、合金中にこれを入れ、薄めて所定の濃度に調整し、求める合金を製造する。 |
| 246補収剤 Collector |
|
|---|---|
| 浮遊選鉱に用いる補収性の強い試薬のこと。ザンセート、エーロフロートなどの類。 |
| 247ほたる石 Fluorspar ; Fluorite |
|
|---|---|
| 天然に産するフッ化カルシウムで、製錬の溶剤、フッ化アルミニウムの原料として重要。 |
| 248ホット・チャージ Hot charge |
|
|---|---|
| ホット・チャージング。 > ホット・チャージングを参照 |
| 249ホット・チャージング Hot charging |
|
|---|---|
| 溶剤装入。溶融金属(溶湯)をそのまま圧延加工すること。アルミニウムの圧延などに一部実用化されており、鋳造工程が省略されるので合理化効果が大きい。 |
| 250ボナンザ Bonanza |
|
|---|---|
| 富鉱体。 > 富鉱体を参照 |
| 251ポリアナイト Polianite |
|
|---|---|
| 酸化マンガン鉱石。マンガン63.19%を含有する。黝マンガン鉱ともいう。 |
| 252ホルミウム Holmium |
|
|---|---|
| 元素記号Ho 希土類元素の一つ。他の希土類元素とともにガドリン石などに含まれて少量存在する。 |
| 253ボロウ Borrow |
|
|---|---|
| 期近を買い、同時に期先を売ること。 |
| 254ボローイング Borrowing |
|
|---|---|
| LMEで、期近のものの買いと、期先のものの売りを同時に行うこと。逆のケースをレンディングと呼ぶ。 |
| 255ポロニウム Polonium |
|
|---|---|
| 元素記号Po 放射性元素の一つ。 |
| 256ボロン Boron |
|
|---|---|
| ホウ素。 > ホウ素を参照 |
| 257ボロン繊維 Boron fiber |
|
|---|---|
| タングステン、炭素などをしん線として、ホウ素(ボロン)を化学蒸着(CVD)法によって析出させた繊維。 |
| 258ホワイト・ゴールド White gold |
|
|---|---|
| 金とニッケルと亜鉛の合金。標準的な配合は金80%、ニッケル15%、亜鉛5%で、ほかに銅を含むことがある。 歯科用および装身具に用いられる。 |
| 259ホワイトメタル White metal |
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|---|---|
| 軸受用の錫、アンチモン、銅、鉛合金。バビット・メタル、減摩合金、白色減摩合金などの名で呼ばれている。錫を主成分としアンチモン、銅を加えたものと、鉛を主成分とし錫、アンチモン、銅を加えたものとがある。 JIS規格では含有成分により11分類しており、1種から6種までが錫が主成分、7~10種が鉛基合金。 また、1~2種Bが高速高荷重軸受用、3種が高速中荷重軸受用、4~5種が中速中荷重軸受用、6種が高速小荷重軸受用、7~8種が中速中荷重軸受用、9~10種が中速小荷重軸受用。 |
| 260ボンディングワイヤ Bonding wire |
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| IC(集積回路)とパッケージのリードを接続する金細線。 |
| 261ポンド Pound |
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| ヤードポンド法における重量単位。453.6gに等しい。lbで表す。 2,000㍀=1ショートトン、2,204㍀=1メトリックトン、2,240㍀=1ロングトン。また、米国の貨幣単位。£で表す。 |
| 262ボンド磁石 Bonded magnets |
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| 磁石粉末に合成ゴムや樹脂などの結合剤を加えて成形した磁石。磁力は落ちるが、寸法精度は高く小型・薄型化ができる。 |
| 263ボンベ Bombe(独) |
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| 円筒形の鉄製容器。水銀容器のフラスコをボンベともいい、水銀の重量単位として用いることがある。 1ボンベ=34.5kg。 |