製品情報
チタンTitanium
形状別 材料解説
チタン板
チタンでポピュラーな材料といえば純チタン1種、2種があります。純チタンとはいいますが、O、N、C、Fe、Hといった元素が微量に含まれています。
残部のTiが99.5%が1種、99.4%が2種となります。64チタン合金もあり、6Al4V(6アル4バナ)とも呼びます。上記の元素に加え、アルミが6%、バナジウムが4%含まれていて非常に高い強度を持っています。
チタン条
母材のコイルよりご希望幅にコイルスリットが出来ます。コイル材も主に純チタン1種、2種となります。一般的にチタンは難加工材として知られてはおりますが1種、2種は比較的加工性が良好とされていますので順送プレス加工などで絞りプレスも可能です。美容機器関係の美顔器ヘッドなどチタンの生体適合性を活かした(金属アレルギーが少ないなど)製品があります。
チタン棒
板材でもご説明しました通りでポピュラーなラインナップは棒材も同様で純チタン1種、2種があり、高力チタンとも呼ばれている64チタン合金もあります。
用途は板材同様で人工骨、人工関節、歯科材料、手術器具、眼鏡フレーム、時計部品、アクセサリー、カメラ部品、自転車部品、ゴルフ用品、化学工業用、航空・宇宙関係など幅広い分野で活躍しています。
チタン管
パイプは大きく2種類あり、継目無しのシームレス管とチタン条から連続的にロール成形したのち、TIG溶接で結合した溶接管があります。耐蝕性、特に耐海水性に優れています。用途は火力発電所や原子力発電所のコンデンサチューブや石油精製装置、パルプ製紙工業装置、アルマイト用治具、車両関係(マフラー等)などに使用されています。
チタン線
チタン線は軽量で高強度はもちろんのこと、塩素環境下で高い耐食性があります。
生体親和性が高く医療関係に適した材料です。またニッケルとチタンの合金で形状記憶合金、超弾性合金として様々な分野で活躍しています。用途としては、医療器具各種(心臓弁、カテーテルなど)、インプラント、宝飾・ジュエリー類などがあります。
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