製品情報

ステンレスStainless steel

形状別 材料解説

ステンレス板

ステンレス板

NO.1と呼ばれるHOT材は、熱をかけてロールで延ばす(熱間圧延)工程の後、表面に付いた黒い被膜や汚れを酸で除去した段階が仕上りとなる。よって1番目の工程で出来るのでNO.1と呼ばれています。最も一般的な板で2Bがあり、HOT材を冷間圧延し、スキンパスロールに通されることにより、やや光沢ありに仕上がります。2番目の工程で出来、ブライト仕上げを意味するBを合わせて2Bと呼ばれています。

ステンレス条

ステンレス条

母材のコイルから任意幅・長手方向に切断して巻き直す、これをスリット加工といいます。板材ではなくコイル状である利点として、プレス加工機での量産で連続的に材料を機械に送り込め、ロス率の軽減も可能になる。その他に板材の規格サイズでは製作出来ない長尺の製品を造る場合などに用いる。例としてパイプやサッシ、モールなどのロール成形加工用として。

ステンレス棒

ステンレス棒

熱間製造品・HOT材の酸洗丸棒。安価で精度もラフ。その他に黒皮を削るなどして剥がしたピーリング丸棒。「ピール」とは皮むきの意味で表面はキレイに仕上がっています。また酸洗やピーリング材より高価な引抜丸棒もございます。 ダイスを通して冷間引抜加工されたもので表面もキレイで精度も良い。COLD材とも呼ばれています。シャフト(回転軸)やロール軸などに使われています。

ステンレス管

ステンレス管

パイプは大きく分類して2種類あります。気体・液体や粉など(流体)を流すための配管用。ボイラー熱交換や加熱炉、鉄塔用高張力などの機械構造に用いられるため強度が求められる構造用があります。タイプとしてもアーク溶接によって板を巻いて溶接して造管した溶接管、丸棒状の素材を引き抜きなどで造管した継目の無いシームレス管がある。溶接部が無いため耐久性や強靭性に優れている。

ステンレス型材

ステンレス型材

フラットバー(平角棒)、L型のアングル、コの字型のチャンネル、平角管、四角管、H形、C形、板をL型に曲げて成形したフォーミングアングルなどがあります。板材などと同様でHOT材とCOLD材(及び研磨仕上げ品)があり、HOT材は強度が低く寸法精度がラフ、表面は基本的に酸洗肌。一方COLD材は強度が高く、精度も良い。表面はHL(ヘアライン)のような光沢肌になっていて価格も高い。

ステンレス線

ステンレス線

直径のサイズのみで棒と線の境目を付けるのは困難なため、ここではコイル状に巻かれているものを線材、またその線材を基に加工し真っ直ぐに仕上げたものを直線とします。硬さによって区別されており、バネとして使われるWPB、WPA、それより柔らかいW1、W1と1/2Hの中間にあたるW2などがあります。

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