製品情報
純銅Pure copper
形状別 材料解説
銅板
ケークやスラグと呼ばれる厚い板状の鋳塊を、対のロールの間に通して連続的に圧縮するロール圧延と焼鈍を繰り返し、所定の厚みまで延ばされた板状の製品。
厚さ0.1ミリから5.0ミリ位までは、条(コイル)から長さ切断して板になりますが、それ以上の厚みのものは、最初から板として生産されます。
銅条
ケークやスラグと呼ばれる厚い板状の鋳塊を、対のロールの間に通して連続的に圧縮するロール圧延と焼鈍を繰り返し、所定の厚みまで延ばされた材料を任意の幅でスリッティングしコイル状に巻いたもの。
プレス加工やロール成形用の材料として使用される。
銅箔条
0.1ミリ未満の厚みのスリットされたコイル状の銅製品で、電磁波のシールド用途や隙間を確保したり調整するシム板、プリント回路基板やリチウムイオン電池などの導電材料となる。電解製法による電解銅箔と、圧延加工した圧延銅箔がある。
ブスバー
ブスバーとは、主に配電盤や制御盤などの電気接続に用いられる導体のこと。
日本語表記では「銅帯」、英語表記では「bus bar」となり、ブスバーまたはバスバーとも呼ばれている。絶縁被覆が無いため放熱性が良く、銅素材のものとアルミ素材のものがある。銅素材のものは、タフピッチ銅製と無酸素銅製があるが市中在庫品はタフピッチ銅製がメインとなる。
銅棒
棒には、寸法精度のラフな押出棒と寸法精度の高い引抜棒があります。
管・棒製造用の円筒形の鋳塊をビレットといい、そのビレットを押出機で棒状に加工したものを押出棒と呼ぶ。さらにこれをドローベンチでダイスを通して引抜き、精密な寸法に抽伸加工したものを引抜棒という。断面形状は一般的に丸、四角、六角があるが特別に型を製作して異形棒も製作可能である。
銅管
製造法により溶接管と継目無管がある。溶接管は条をロール成形で管状に加工し継目を溶接して製作する。また継目無管はビレットを押出機で素管に加工し、これをチューブレデューサーで数百mの長さに押し伸ばした後、ブルブロック工程で細かく抽伸し、コイル状に巻き取った管を直管加工、もしくは長さカットをしたコイル状のままで使用する。エアコンや熱交換器の冷媒管が主な用途である。
銅線
押出した銅棒を伸線機にかけて、連続的に複数のダイスを通すことで徐々に細く引き伸ばし、所定の太さの線に加工したもの。加工性、耐食性に優れているので園芸用や屋根瓦や樋を固定する建築板金用の他、導電率が高いためモーターや配線などの電気用として使われたり、その需要分野は多岐にわたる。
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