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  • 2026年03月31日データセンターで銅が使われる理由|バスバー・配電用途で選ばれる決定的な強みとは?

    データセンターの需要拡大に伴い、電力設備の重要性は年々高まっています。
    その中でも、配電・電力伝送に欠かせない材料として「銅」が改めて注目されています。

    本記事では、データセンターにおいて銅条・銅帯・銅板が選ばれる理由を、実務目線でわかりやすく解説します。


    ■ データセンターで銅が使われる主な用途

    データセンターでは、以下のような電力インフラに銅が使用されています。

    • バスバー(配電用導体)
    • UPS(無停電電源装置)内部導体
    • 配電盤・分電盤
    • 変圧器接続部
    • 接地(アース)用銅板

    これらに共通するのは、「大電流を安定して流す必要がある」という点です。


    ■ 銅が選ばれる理由① 圧倒的な導電率

    銅の最大の強みは、非常に高い導電率です。

    アルミと比較すると、同じ断面積で流せる電流量が多く、電力ロス(抵抗損失)を大きく低減できます。

    👉 電力効率が求められるデータセンターでは大きなメリット

    また、電力ロスが少ないということは、発熱も抑えられるため、冷却負荷の低減にもつながります。


    ■ 銅が選ばれる理由② 信頼性と安定性

    データセンターは24時間365日稼働が前提です。
    そのため、材料にも高い信頼性が求められます。

    銅は以下の点で優れています。

    • 接触抵抗が安定している
    • 経年劣化が少ない
    • 接続部のトラブルが起きにくい

    👉 「止められない設備」だからこそ銅が選ばれる


    ■ 銅が選ばれる理由③ 加工性の高さ(バスバーに最適)

    バスバー用途では、曲げ・穴あけ・切断などの加工が必須です。

    銅は加工性に優れており、

    • 曲げ加工しやすい
    • 割れにくい
    • 精度が出しやすい

    といった特徴があります。

    👉 スリット加工(銅条)にも非常に適している材料です


    ■ 銅 vs アルミ|どちらを選ぶべきか?

    コスト面ではアルミが有利ですが、データセンター用途では銅が採用されるケースが多くなっています。

    比較項目 アルミ
    導電率 ◎ 高い △ 低い
    サイズ コンパクト化可能 大きくなりがち
    接触信頼性 ◎ 高い △ 注意が必要
    コスト △ 高い ◎ 安い

    👉 「省スペース・信頼性重視」なら銅が優位

    ■ まとめ|データセンターには「銅」が最適解

    データセンターにおいて銅が選ばれる理由は以下の通りです。

    • 高導電率による電力ロス低減
    • 長期安定稼働に耐える信頼性
    • バスバー加工に適した加工性

    電力インフラの品質が、そのままデータセンターの信頼性につながるため、材料選びは非常に重要です

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