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2023年12月07日意外なところに!
ご挨拶
師走に入り、ますます寒さも厳しくなっております。当ブログを閲覧してくださっている皆様、いかがお過ごしでしょうか。年の瀬になり、世間の空気もせわしなくなっている気がします。
年の瀬前の大仕事
さて、当社では11月の25日と26日の2日間にわたり、決算棚卸業務を行っておりました。弊社は銅・黄銅・アルミニウム・ステンレス・燐青銅をメイン在庫としており、それらの形状は板・条・箔条・棒・管・コイル等様々です。毎年恒例ではありますが、数百品目にもなる弊社の在庫品を1から数える作業は、何度やっても骨の折れる大仕事です。
中でも数えるのに一番大変な品物が、厚みの薄い板です。ステンレスの板では、0.02ミリ~の品揃えがあり、0.1ミリまでの板は本当に苦労しながら数えます。0.02ミリといわれてもピンと来ないかもしれないので、例えるなら、新聞紙で0.05ミリ。ティッシュペーパーで0.04ミリとなっています。それくらい薄い板を、一枚づつめくりあげ、人の目で数えていきます。その薄さから、取り扱いも大変難しく、少しでも持ち方や力加減を間違うとすぐに歪ができてしまうので、数え終わるまで気を抜くことが出来ません。そのような鬼門ともいえる商品もしっかりと数え、年の瀬を迎えます。
紙よりも薄い板の行方
先ほど登場した薄板、日本産業企画(通称:JISジス)では、厚さ200マイクロメートル、つまり0.2ミリ以下の厚みの物は「箔」と定義されています。日常生活で「箔」と接する機会はあるのでしょうか?
某日、弊社のラーメン好きの社員が、カップラーメンを主軸にインスタントラーメンの発明秘話や歴史を知ることが出来る博物館へ赴きました。発明者の想いや開発に至る経緯を見学する中で、『えええええ!?こんなところに「箔」がっ!?』という発見があったようです。
それは、カップラーメンの「蓋」です。蓋をめくると銀色になっていると思いますが、あの銀色はアルミの「箔」が使われているそうです。表面は紙で、裏面にラミネート加工をして使用されています。弊社で取り扱っているものかどうかはわかりませんが、こんな身近なところに使われていたという発見に驚きです。気が付いていないだけで、日常にはほかにも「箔」が隠れているかもしれません。
弊社で取り扱いのある「箔」
弊社では、銅、燐青銅、黄銅箔を、モノによっては0.01ミリの厚さから在庫品として取り扱っております。1メートル~の極小ロットでの販売も承っております。
以下は一例ではございますが、機会があればご覧いただけると幸いです。
こちらのラインナップ以外での、アルミ箔やステンレス箔などのお見積り、ご注文にもできる限り対応させていただきます。どうぞお気軽にお問い合わせください。
銅箔取り扱いリスト
https://withcopper.jp/pdf/cp33.pdf
黄銅箔取り扱いリスト
https://withcopper.jp/pdf/br13.pdf
燐青銅箔取り扱いリスト
https://withcopper.jp/pdf/ca13.pdf
最後に
また、こちらが今年最後のブログ更新となります。来年も弊社村木商事をどうぞよろしくお願い致します。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。
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