配電盤などに使用される銅ブスバーの加工依頼をいただきました。穴あけ、曲げ、ヘリサートまでという内容でした。（下の辺の穴2カ所にヘリサート）
下の画像はヘリサート部の拡大です。銅とは違った異材質が挿入されています。
さらに下の画像はヘリサート部をアップにしていますのでよく見えると思います。銅やアルミなどの軟質材は加工面は良好といった長所もありますが、強度に不安がどうしてもあります。そこでネジ山などの負荷が集中しそうな箇所に異材質（ステンレスなど）を挿入し、強固な雌ネジ（めねじ）を作り、強い締め付けや、繰り返し使用するなどの耐久性を求められる際に最適な方法としてヘリサートが用いられます。
