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  • 2023年03月04日黄銅がこんな製品に

    あと数年で100周年を向かえる当社にて、スリッターラインが最初の設備になります。昭和43年4月に工場が完成し55年余り、お得意様のお陰で現在に至ります。自社工場で本社内にある為、迅速に対応出来るメリットがありますし、引き続き時代のニーズに対応できるアイテムを増やしていきたいとおもいます。

    当社のスリッター加工

    スリッター加工の実績としましては、材料の最薄0.03ミリ最厚1.5ミリです。切断対応幅は、最小5ミリ~最大600ミリまで可能です。※材料の厚みにより切断対応できない幅もあります。

    スリッター加工の流れ

    先ずは刃組みから。お客様のご要望に合わせた寸法で刃を組みます。材料の材質・厚みに合わせてクリアランス(上刃と下刃の隙間)を調整します。小さなホコリも付着しないよう慎重に作業します。

    母材をかけて切断していきます。製品寸法・バリ高さ・外観(キズ変色等)・引張強さをチェックします。

    巻き取り作業完了。引張強さが弱いと形が崩れやすくなります。写真の品物はしっかり巻き取れています。慎重に外していきます。

    紙を巻いて完成。お客様へ納品します。

    黄銅コイルが様変わり

    永年お世話になっております、装身具金具の製造から販売をされているメーカー様のご厚意によりまして、当社のスリッター加工をした黄銅材料より作られた数千点の製品の中から一部ご紹介させて頂きます。

    当社にてスリッター加工された黄銅材料がこのような製品になり、皆様の身近にあるアイテムとして全国に流通されている事が嬉しいですし、当社も一部分ではありますが携われている事が社員のモチベーションも上げると共に、より一層社会産業の発展に貢献できるよう努めていきたいと思います。

    その他色々な商品もございますので、時期を見てご紹介させて頂きたいと思います。

     

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