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2026年06月23日三菱マテリアル「エコブラス」終了でどうする? サンエツ金属「BZ5A」は代替になるのか
三菱マテリアルが伸銅品事業の見直しの一環として、エコブラス鍛造品の製造・販売終了を発表しました。エコブラスを採用していたユーザーの中には、- 今後どの材料へ置き換えるべきか
- 加工条件は変わるのか
- 鉛レス要求を満たせるか
を検討している方も多いと思います。
今回は、代替候補として名前が挙がりやすいサンエツ金属のBZ5Aについて整理します。

エコブラスとは
エコブラスは、鉛を使用しない鉛フリー黄銅として広く採用されてきました。
特徴としては、
- 鉛レス(RoHS・ELV対応)
- 高強度
- 優れた切削性
- 良好な熱間鍛造性
- 耐脱亜鉛腐食性
などがあり、水回り部品、自動車部品、電子部品などで使われています。
BZ5Aとは
BZ5Aはサンエツ金属の鉛レス黄銅棒です。
特徴は、
- 鉛100ppm以下
- カドミウム10ppm以下
- RoHS・ELV対応
- 切削用途・一般カシメ用途向け
です。
エコブラスとBZ5Aを比較してみる

項目 エコブラス BZ5A 鉛レス対応 ○ ○ 切削性 高い やや低下の可能性 鍛造性 高い 用途確認必要 強度 高い 一般黄銅系に近い 耐脱亜鉛腐食 高い 用途による 主用途 水回り・自動車・電子 切削・カシメ・電子 BZ5Aのメーカー説明でも、「鉛代替元素の添加量を抑えているため、切削性はやや低下する」と記載されています。
そのため、
エコブラス → BZ5Aへ完全置換
というより、
用途次第で有力候補
という見方の方が安全です。
個人的に注意したい点
エコブラスは「高強度」「耐食性」「鍛造性」を同時に持っていたことが強みでした。
BZ5Aは特に
- 電気・電子部品
- 小型切削部品
- カシメ部品
では候補になりやすいですが、水回りや鍛造主体の部品では評価試験が必要になりそうです。
まとめ
三菱マテリアルのエコブラス終了により、代替材料検討は今後増えそうです。
サンエツ金属のBZ5Aは有力候補の1つですが、
「エコブラスの完全互換」
ではなく、
「用途別に検証が必要な代替材」
として考えた方がよさそうです。
今後は他にもキッツ系のZCメタルなども比較対象になってきそうです。

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